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漫画家が知っておくべき漫画のフォント

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漫画家が知っておくべき漫画のフォント

どうもこんにちは。

本日は漫画家が知っておくべき漫画のフォントについて記事にしていきます。

漫画のフォントって何使えばいいのか?
そんな方に読んでもらいたい記事となっております。

フォントの重要性

まずはフォントの重要性から伝えて行こうと思います。

フォントの重要性はデザインーとして活動していると日々実感する部分です。

フォントって結局は書体なのですが、それが与える印象はとてつもなく大きいです。

ゴシックと明朝体だけでも、雰囲気がガラッと変わります。

ゴシックはカチッとした印象なので、長い文章等が読みやすかったり、明朝体は繊細さやリッチ感を演出する事が可能です。

コンテンツを最大限伝えるための一つのパーツだと考えて頂ければ伝わると思います。

それは漫画でも一緒です。

また手書き風やゲームっぽい書体もあったりと、書体の数は膨大になります。

その中から「表現したい」箇所によって使い分けたりします。

ただ一つのコンテンツに何種類も使うものでも無い。
ということは覚えておいてください。

どのフォントを使えばいいのか?

じゃどのフォントを使えばいいのか?

フォントは買うことができますが、最初のうちは必要ないかなと思います。

とりあえずはデフォルトで入っているフォントを使っていれば大丈夫です。

ただ一つおすすめのフォントがあります。

それがこちら 新コミック体 。

こちらは無料でダウンロードできる書体です。

用途としては漫画の「セリフ」部分になります。

セリフはゴシックでも明朝体でもないので(意図があって使うのはOK)

こちらの新コミック体を使うと、雑誌のセリフフォントに使いイメージになります。

自分もこちらのフォントを愛用させて頂いております。

現在お絵かきアプリでは「アイビスペイント」「クリップスタジオ」での動作は確認しております(2020/12/27現在)。

もしセリフのフォントで使用していない方が居たら一回使ってみることをおすすめします。

効果音等にもフォントの意識を

漫画の効果音等の手書きの部分でも先のフォントの意識をするとより効果的に演出ができます。

ここの部分はみなさんもイメージが付きやすいのではないでしょうか。
常日頃漫画を目にしていると入ってくる演出部分でもあるので。

なのでそこをフォントとして捉えて、より表現を誇張するとより読者に伝わるぶぶんだとも思います。

まとめ

今回は「漫画家が知っておくべき漫画のフォント」についてでした。

漫画は絵ばかりに表現の部分がもっていかれがちですが、実はフォントにおける印象の役割も大きいんですよね。

なのでフォントにも拘って漫画を作って行くと、より「伝わる演出」になると思うので、みなさんも是非フォントに拘ってみてはいかがでしょうか。

ではまた。