漫画家・イラストレーターが生き残っていく戦略研究

プロ絵師戦略ラボ

【絵が売れない原因】売り方に制限をかけ過ぎていませんか?

投稿日:

どうもお絵かき課長です。

今日久々に電車に乗ったら遠くの方で、火事があり電車が止まって再開したけど、乗車客はパンパンだし電車遅延しまくるし乗車客が具合悪くなってまた電車遅延するしの地獄絵図でした(久々に乗る電車でこれを引き当てる強運)

さて本日は「【絵が売れない原因】売り方に制限をかけ過ぎていませんか?」というテーマで記事を書いていきたいと思います。

こちらのツイートを深掘りしていく内容となっております。

https://twitter.com/manager_oekaki/status/1481224967392215040?s=20

売り方に制限をかけているのを客観的に見てみる

現在進行形の絵師における行動として「売り方に制限をかける」という部分が大きくあります。

これは
・納品形式の指定
・支払い方法の指定
・納期の指定
・発注者の指定

これは「依頼受け付け中」の絵師さんの項目でよくみる制限です。
これを「客観的に見る」ってのをやってみた事ありますか?

例えば自分に置き換えてみるとわかりやすいんですが
「おにぎりを買う」としましょう。その時に
・コンビニで買ったのに郵送オンリー
・支払いはSuicaのみ
・発送してから到着までは一週間
・法人しか買えない
極論過ぎて申し訳ないですが、こういう事なんですよね。

要は「変える人を限定している」状態な訳です。

漫画やイラストを買いたいけど、会社で使う為に納品形式はこれが良いとか、支払いは振り込みが良いとか、ちょっと急いで納品してくれると助かるとか、個人だけどイラスト欲しいとか、それらの複合的な欲求を拒絶しちゃっているのが「制限をかける」状態です。

という事は「買いたくても買えない状況」をクリエイター自ら作っていると言う状態です。

これ「限定的な商品」とはまったくの別軸なのは覚えておいてください。

自ら売れない状況を作っておいて「売れない」と嘆く人が相当多いです。
そりゃそうだと思っちゃってます(きつくてごめんね)

ビジネスの基本は「価値提供」です。
そして「価値」とはイラスト自体だけではなく「複合的な価値」もあります。

・欲しい納品形式で納品してもらえる
・支払いは柔軟に対応してくれる
・急ぎの案件でも対応してくれる
・誰でも購入ができる

これらも「価値」です。
そしてクオリティが上がっている現在の絵師市場だからこそ、これらイラスト以外の価値を提供できるクリエイターが強いのです。

ではなぜ「制限」を設けるのか?それは「怖い」からでしょう。この気持ちはわかります。(楽をしたいじゃないだけ良い)

自分の得意で知っている領域の方が安心なのはすごくわかります。しかしそれを求めるあまりクリエイターとしての価値を絞ってしまっている事も理解してほしいです。

ここで肝なのは「クライアント対策」はちゃんとしておくこと。
無理難題を受ける必要はなくて、その対処法をきちんと学ぶのがベストだと言う事。

ただでさえ絵師の市場は激戦区です。
だからこそもっともっと「価値」に向き合ってクリエイターとして活動していったほうが良いのかなーと思いました!