どうもお絵かき課長です。
最近ボンカレーの美味しさに気がつき、レトルトではボンカレー一択のお絵かき課長です。ちなみにご飯大盛りにしてルー少なめが昔から好きです(現在は大盛りにすると数時間動けないので自重中)
そんなボンカレー信者のお絵かき課長が今回記事にするのは「絵師としてお仕事を獲得していくスロースタート戦略」という内容。
こちらのツイートを深掘りしていく内容となっております。
大前提として「負けない」を意識して戦略を描いていく
これはビジネス全般で言える事ですが、まずは「勝つ」より「負けない」事が重要です。これは絵師クリエイターでも一緒の概念です。
ビジネスって「一発大当たり狙うぜ!」というイメージ強いかもしれませんが、実際は再現性を高めて石橋をバシバシ叩いて進めていくのがセオリーです(結構誤解されている部分だなーと感じてます)。
なので漫画やイラストを仕事としてしていくという目標も「負けないように」進めていくのがベストです。
会社辞めて独立したぜ!で全然お仕事こなくて単価安くて結局は別の仕事をする。ってのは珍しくはないので、それを防ごうぜっていうお話ですね。(まず独立したらお国にめちゃくちゃ税金払うので覚悟しておいてください。その為にもって部分もこの記事には含まれています)。
じゃ具体的に何をどう進めたら良いのか?それが先にしたツイートの内容になります。ここをこれから深掘りしていきますね(深掘りというか説明を足した感じになります)。
お絵かき課長が考える「スロースタート戦略」
はいこんな名前の戦略はありません。勝手に言ってるだけです。
なので検索しても何もヒットしないのでグーグルさんに問いかけるのはやめてあげて下さいね。
この戦略は実際に自分がフリーランスとして活動をしていった中で「こうした方が良かったなぁシクシク」から立てた戦略となっています。
先ほど書いたような「石橋をバシバシ叩く」ものとなっております。
(負けないのって本当に大事なので、ここをまず大前提としてインプットして進めて下さい)
仕事をしながら基盤を整える
まずは仕事をしましょう(いきなし当たり前の事をいうな)。これは「絵の仕事」ではなく、普通の仕事です。既に勤めている方も居ると思います。
ここで大事なのは「中長期的な現金の確保」が目的です。現金がないと生活ができないですし、必要な道具も買えませんのでね。
ここで大事なのは「自分で現金を作る」事です(もちろん働ける年齢や環境になったらのお話)。自分でコントロールできる現金を持ちつつスタートすると精神衛生上でも余裕が出てきますので。
そしてその仕事の時間外で「絵師」としての基盤を整えていきます。
基盤とは「仕事にする為」の基盤。
「スロースタート」の名目通りにスローisスモールで進めていきます。
・SNS開設(Twitter・Instagramがおすすめ)
・リットリンク、リンクツリーを開設(簡易ポートフォリオ)
・サンプルを描きまくる
とりあえずは上記からスタートしていくのがおすすめです。
最小限でも良いので「仕事相手が判断できる」状態を作っておくのが理想です。
ここで重要なのは「仕事にする」を意識して運用していく事。SNSもそうですが、日々愚痴ばかりのアカウントにお仕事を発注しようという依頼者はいません(これ企業になると余計なので今のうちに修正するのもあり)。
大事なのは「どう仕事相手として見られるか」「何を見られるか」です。
SNSでは本人の素行。リットリンク、リンクツリーでは作品群。これらを見せていきますしここが発注者が見ておきたい部分なので用意するってー戦法です。
なので「見られる」という意識をもって構築していってください。SNSもリットリンクもリンクツリーも。
そしてサンプルを作りまくって下さい。これは「自分が描きたい物」ではなく「これビジネスで使えそうだな」ってやつです。
自分が描きたい物はSNS用に描いてもいいけど、優先度は低めがグッドです。これを逆転させると描かなくなる可能性があるので。そして「自分のフルパワー」で描いて下さい。絵が上手くなったら更新もしてください。
クオリティが低いものを見せるとマジで仕事こないんで、自分の名刺だと思って全力で作ってください。
実際に売っていく
基盤が整ったら売っていきましょう。ここはガムシャラになって下さい。
このフェーズの重要なポイントは「実績を作る」です。実績は多ければ多いほどいいです(チーズみたいに言っちゃった)。
重要なのは「企業」に売っていく事です。個人間での取引ももちろんOKですが、会社と取引をした実績があると、相手方も安心するのは確実にあります(建前でそんなの気にしないと言うだろうけどもね)。
なのでメインは企業にアプローチしてください。ここでさっきの「仕事をしておく」が効いてきます。それを説明します。
ここの目的は「実績を作る」なので、お金を頂かなくてもOKなんです。これを無料オファーやモニターと言います。(もちろん頂いてもOK)
よく広告とかでも「モニター募集!」というのを見るとおもいます。これはまずは「使ってもらう」のが重要なんです。そこで「無料なので実績載せても良いですか?」と聞けるし、フィードバックも貰える。そして本当にクオリティが高いものなら、次回はお金を払うよ。に繋がる。
折角作ったのにタダなんて嫌。という意見もありますが、これ後に返ってくるものです。何者でも無い自分を売り出す方法は沢山あってここを才能に任せるのは無駄に時間を消費するだけです。
だからこそ「自分でお金を作れる状況」を作るのです。こうすれば無料でも生活は出来るので。ここが戦略です。「負けない」です。
これを現金ない状態でやるとどうにもならなくなるので、「出来る状態」を作る。そして行動する。これが出来ると実績を作り続けられます。
ここで注意点ですが、無料だから100枚作って!とかいう愚か者が居たら手を引いてください。あくまで「等価交換」なので。
徹底的に売っていく。
先の方法で一年間徹底的に売っていって(提供していって)下さい。もう煽れんばかりの実績を獲得していってください。
これ一年やるだけで相当の数実績が獲得できるはずなので。
そして実績はSNSで公開、リットリンク、リンクツリーに掲載して下さい。
実績が仕事を獲得するツールになっていきます。
一年間はひたらすら売っていきましょう。
実績が溜まったらポートフォリオを作る
一年間お仕事をして実績が溜まったらポートフォリオを作りましょう。ここはサイトを開設してごりっごりのポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオは自分の名刺なので、こんなお仕事してきたんだーが目に見えるもの・サンプルが見えるものがベストです。
ここで効いてくるのが最初のサンプルを作りまくったのと、実績が溜まってきた部分です。
最初にも言いましたが「相手に見られる」状態をここで整える事ができます。
何もないポートフォリオではお仕事は来ないので、この最強のポートフォリオを作る戦略が今回のキモでもあります。
それくらいポートフォリオは重要ですし、作り方も重要です。
あくまで「見られる」事が最重要なのです。(元々ポートフォリオってそういう機能なのです)。
更に売っていこう
最強のポートフォリオが出来たら更に売っていきましょう。この時には自分の武器ができているので、プッシュもしやすいです。
相手が判断できる状態なので、合否も早いです。
どんどん売っていき、そこで出来た実績を掲載していきましょう。
この時点では無料でオファーはしなくても売れていく状態です。
なので料金表を提示したりしてしっかりお題は頂きましょう。
この様に「負けない状態」からお仕事の為に進んでいくのが今回のスロースタート戦略です。
ここをいきなり独立してやると無料オファーもできず、お仕事にも繋がらない状態になりやすいので、まずは負けない。その状態を作り着実にいきしょう。
大丈夫。負けなければ続けられるので。絵師としてね。
お金は色々な要因を引き起こすツールです。
だからこそもっと考えて運用していかないと、自分の環境すらガラッと変えてしまいます。
お金の話は避けられがちですが、とってもとっても大事で残酷なツールです。
これは絵師も一緒。だからこそ絵師として生きていく為に「負けない」それを戦略として運用していきます。特に最初は。
以上。お絵かき課長のコラムでした!
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