漫画家・イラストレーターが生き残っていく戦略研究

プロ絵師戦略ラボ

イラストや漫画のフリーランスとして、いきなり独立するべきか?

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こんにちは。

今回は「イラストや漫画のフリーランスとして、いきなり独立するべきか?」について、書いていきたいと思います。

自分的な見解は「いきなり独立」はやめておいた方が良い。が結論です。

アルバイトや会社員を辞めて、いきなり独立はおすすめしません。
今回はそれらに関して詳しく書いていきたいと思います。

・フリーランス業界の現状

まずはフリーランス業界の現状ですが、フリーランスの人で溢れかえっています。これはフリーランスという働き方が広く認知され、一つの働き方として認められたからでしょう。昔はちょっとうさんくさいな。というのが大半の意見だったので。

これはイラスや漫画のフリーランスでも一緒です。

かなりの人数がフリーランスとして活動しています。
あなたはその中の一人になるわけです。

周りは全員ライバルです(ビジネスという観点で)

・収入面

収入面もいきなり独立をおすすめしない理由です。

SNSやYouTubeではクラウドソーシングやSNSで仕事を取れれば問題なし!
というお話しを聞きますが、それは副業ベースなら問題ないです。

しかしそれを本業にするというのは、入念な戦略が必要で、それらだけで継続していくのは難しいです。

しかもそれを生涯行うなら尚更。

いや、ダメな時がきたら会社員になって続ければ良いじゃん!と思った人は、最初から会社員やりながら副業としてやっていきましょう。

年齢重ねると就職難しくなるので。

また、クラウドソーシングやSNSでキチっとした単価をつかまないと、生活もままならない状況にもなります。

ことクラウドソーシングは戦略的に使わないと、単価安いままで使われてしまうので、注意が必要です。

この先何年もクラウドソーシングやSNSだけで収入を確保出来る保証はどこにもないでしょう。

・ビジネスができるのか

それと「ビジネスができるのか」も重要です。

独立してフリーランスになるということは、全部の責任が自分に降ってきます。

それは「ビジネス」として。

もちろんポシャった時は損害賠償などもありえます。

契約書の交わし方や見積や請求書の作成、ビジネスマンとしてのルールが備わっているか。はとても重要です。

それらの勉強もしていかないと、長いことフリーランスで活躍することはむずかしいでしょう。

自分のビジネスをスケールさせる意味でも。

フリーランスは「自由」という意味合いがありますが、自分的には自由の代償に縛りが多くあるイメージです。

・じゃ、どうすれば良いの?

フリーランスになるなら、まずは副業ベースで進めるのをおすすめします。

副業ベースで実績を積み、その中で人脈等も広げていく。

そして、クラウドソーシングとSNS以外でのお仕事が増やして独立するのがおすすめです。

それでもフリーランスとして生き残っていけるかはわかりません。
これからインボイス制度がやってきますので、フリーランスで生き残っていくことが更に難しくなってくる時代です。

そういった想定もして、フリーランスとして独立するかを決めるのをおすすめします。

このブログでは、そういった生き残り戦略を軸に発信しているので、他の記事も見て行ってくれたら嬉しいです。

ではまた。