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フリーランス漫画家が選ぶ漫画の描き方【オススメ本10選】

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フリーランス漫画家が選ぶ漫画の描き方【オススメ本10選】

こんにちは。

今回はフリーランス漫画家が選ぶ漫画の描き方【オススメ本10選】という事で、自分自身が漫画を描くために購入して、良かったな。と感じた書籍を10選にまとめて書いていきたいと思います。

漫画は独学の部分が多いので、こういった書籍を活用すると
よりスキルの幅が広がり、自分の描きたい漫画が描けるようになりますよ。

こんな方におすすめ

・漫画制作の勉強がしたい
・漫画制作本のどれが良いか知りたい
・シナリオ系本も知りたい

ちなみにオススメ順は「順位」ではないのであしからず。

漫画の作り方を学べる本

まずは全体的な漫画制作を学べる本から。

ヘッタピマンガ研究所

とりあえずはまず読んで欲しい書籍です。

鳥山先生・村田先生の二大漫画家が漫画の描き方や考え方を漫画にして、尚且つめちゃくちゃ分かりやすく描いてくれています。

小手先のテクニックではない、漫画家の「芯」になる部分が、そして情熱が大事なんだと教えてくれる書籍となっております。

また村田先生著の研究所Rの方では、村田先生ご本人がジャンプを彩った有名漫画家さんにインタビューを行っており、めちゃくちゃ貴重なお言葉を頂いております。
これは漫画家目指す人ならかならず見ておいた方が良いお言葉なので、是非買って実際に見て欲しいです。

読み返す毎に気づきがある素晴らしい書籍となっております。

ちなみにRで出てくる某編集さんは自分の担当さんでもありましたww

荒木飛呂彦の漫画術

あの荒木先生が「僕にとっては、正直、不利益な本なのです」と言わしめた程の書籍。

荒木先生の漫画術がこれでもかというくらい詰め込まれています。

特にキャラクターへのこだわりがすごく、履歴書を作成するほど。

ロジカルな作り方にも注目。

こちらも購入しておいた方が良い名著となっております。

上手くなりたいマンガ超初級講座

こちらは初心者にとてもやさしい書籍となっております。

キャラクターや漫画の表現を初心者にも分かりやすく書いてくれています。

本当に漫画をこれから描いていくよーって方にオススメな書籍となっております。

キャラクターの作り方

キャラクターの作り方に関したオススメ書籍です。

キャラクターは漫画にとってとても大事な要素なので、書籍で勉強する価値は十分すぎる程あると感じています。

創作トレーニングキャラクターの作り方

こちらはキャラクターの組み立て方をまとめた書籍になっております。

こちらも初心者には分かりやすく、尚且つ実践で使いやすい内容だと思います。

少しだけ論理的な部分がありますが、そこがある分、腑に落ちやすい部分もあります。

こちらは漫画だけでなく、小説等にも生かせる程の良書となっておりますので、気になった方は是非覗いてみて下さいね。

キャラクターデザインの教科書 メイキングで学ぶ魅力的な人物イラストの描き方

こちらはキャラクターの「外見」の作り方でオススメの書籍となっております。

なぜ描き方をオススメするのかというと、漫画においてのキャラクターの「デザイン」は非常に重要で、それがキャラクターを伝える重要な要素となっております。

名だたる有名キャラクターはシルエットだけで誰かがわかり、どんな性格なのか、何をしているのか、なども伝わってきます。

中身を魅力的に作ったら、それ以上に外見を魅力的に作る事が、キャラクターを作る上では大事です。

そのデザイン(ビジュアル)作りの部分で大変参考になるので、今回オススメにあげさせて頂きました。

わかりやすく、デザインする上での気を付ける点などが載っていて、見ているだけでたのしい気持ちになる書籍でもあります。

ストーリーの作り方

ストーリーの作り方の書籍はシリーズモノとそれとは別の書籍のオススメを紹介致します。

シナリオの基礎技術

こちらの書籍はシナリオに関しての基礎技術が書かれています。

それこそ構成からキャラクターやストーリーの効果的な進め方、方法が書いてあります。

基礎という事で、誰でも分かりやすいように書いてあり、それでいて読みごたえもあります。

漫画用ではありませんが、とても勉強になる書籍となっております。

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン「物語」シリーズ

こちらの「物語」シリーズはストーリーを組み立て方、テンプレ、魅せ方と三部作で構成されている書籍となっております。

こちらは大変みやすく、分かりやすい内容となっており、初心者の方でも大変入りやすい書籍となってます。

またアイディアの出し方や、例が載っていたりと、ヒントも沢山ちりばめられています。

創作のヒントになる事間違いなしです。

描き方

描き方に関するオススメ書籍です。

今回は人物に関しての書籍をオススメとして書かせて頂きます。

自分自身「人物の描き方」が大事だと思っていて、ここを強化できると表現の幅が広がるからです。

正直背景等に関しては、無理に描く必要もないと思っています。
(写真から線を起こせば良いと思っている派です)

なので自分自身めちゃくちゃお世話になって、愛用している書籍をチョイスしました。

それとは別にもう一冊人物以外の「描く」書籍も紹介させて頂きます。

たてなか流クイックスケッチ

こちらはポーズ特化の書籍となっております。

しかしポーズだけにあらず、こちらの書籍はポーズとしての流れや立体感も学べてしまします。

ポーズを違和感なく描くには立体感が必要ですからね。

それとキャラクターの表現やアクションにはポーズが自由に描けた方が、表現の幅が広がります。

そちらをごりごり学べる書籍となっております。

めちゃくちゃオススメです。

DVDビデオ付き! アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術

こちらも「たてなか流」とおなじ趣旨の書籍となっております。

立体感とポーズが学べる書籍となっております。

アニメベースなので、より「説得力」を持たせるための書籍となっております。

Graphic Recorder

こちらは絵の描き方ではないのですがオススメです。

グラレコと言われている分野で、会議の内容等をホワイトボードにイラストを交えてまとめる手法です。

こちらは文字だけはなくビジュアルでより分かりやすく伝える為の技術です。

漫画に関係ある?と思った方も居るかと思いますが、これが実は役に立つんです。

漫画は絵で連続して見せてくので、「情報をいかに分かりやすく伝えるか」はとても重要です。

どの情報がどの情報と紐づいているのか。

プロの方はここも勉強しています。

それをこの書籍で学べます。

情報をビジュアライズする。
これも漫画家の武器になりえるので、オススメの書籍として紹介させて頂きました。

まとめ

以上「フリーランス漫画家が選ぶ漫画の描き方【オススメ本10選】」でした。

まだまだオススメの書籍はあるので、カテゴリーで分けて詳しく記事にしたいとも思います。

漫画家は色々な知識が必要な分野でもありますので、本を読んで効率的に学んでいきましょう。

ではまた。